College of Industrial Technology, Nihon University Shimizu Laboratory

研究内容 : 太陽電池および太陽光発電システムの基礎研究

主要研究テーマ

  1. 波長変換型太陽電池
  2. CuAlO2/InGaZnO4 酸化物太陽電池
  3. 熱電変換素子の作製 FeSi2, Mg2Si
  4. 可搬型インバータ回路の作製と高効率化
  5. 電気二重層キャパシタの高性能化
  6. 切粉を用いた印刷型太陽電池の基礎研究
  7. 有機物/酸化物太陽電池の作製

太陽電池および太陽光発電システムの基礎研究

太陽電池の殆どは、可視光領域の光を発電用に用いています。紫外線や赤外線を有効に利用することはできないだろうか?このようなことを考えて以下のような太陽電池を試みています。

  1. 紫外光を可視光に変換して利用する
  2. 300-400nmの光を有効に利用する酸化物、有機物太陽電池
  3. 熱電変換素子の作製(作成中)

波長変換型太陽電池

紫外光を可視光に変えて
太陽電池効率を目指しています。
(双葉電子工業株式会社と共同研究中 2009.7-)

紫外光を受けて赤く光る薄膜を作製しました。

CuAlO2/InGaZnO4酸化物太陽電池

日秋研究室(応用分子化学科)と共同研究中(2009.4-)

非晶質のCuAlO2/InGaZnO4構造で整流性を確認しました。まだまだ改良するべきところはありますが、光感度のあることも確認することができました。

熱電変換素子の作製

可搬型インバータ回路の作製と高効率化

軽量小型、高効率のパワーコントローラの作製を目指して 基礎的な要件を検討しています。

電気二重層キャパシタの高性能化について

印刷型太陽電池の基礎研究

ペースト状シリコンの作り方や低温固化の方法について基礎的な部分について 検討しています。

有機物‐酸化物太陽電池の作製

室温で作製でき、しかも有機基板上に簡単に作製できる。接合特性の評価と正確な評価方法を検討しています。

透明プラスティック基板